今回は棟部（むねぶ）の修理です。

過去に東日本大震災のとき、屋根を修理したそうです。

ただ、のし瓦がガタガタにズレている！

そのまま漆喰（しっくい）で塗り固められています！

大きな台風や地震による災害で屋根瓦がズレたり、崩れたりすると、どこからともなく見知らぬ業者が湧いて出てきます。

その人たちはプロの屋根工事屋ではなく、

多少経験があるような半素人な人たちがほとんど！

どさくさに紛れて適当な工事をしていきます。

中には材料だけ搬入して工事代金を前払いでいただき、そのまま来ないケースもあります。

このままにはして置けないので、棟を一度崩して積み替えします。

1mもない棟ですが、崩して掃除して積み替えると半日仕事です！

最後に鬼瓦の裏側と棟の止まり部に漆喰を塗って完成です。

接着剤で補強もしました。