漆喰は、平瓦と棟瓦の接着剤の役割を担っています。漆喰が剝がれると瓦が歪んだりズレが生じるなどして、雨漏りの原因となる場合があります。瓦葺きの屋根は、漆喰から痛みが広がることも多いため、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。

棟積み直し工事は、既存の棟を解体して積み直す工事です。棟の状態が良ければ漆喰を塗りなおせば済みますが、棟の状態が良くない場合は積み直しが必要です。
数十年前は土を使用していましたが、現在はより強度な、なんばんという砂、石灰、麻ツタを混ぜたセメントに似ている材料で積み直します。

大震災や、年々巨大化する台風が来るたびに屋根瓦が崩れ飛ばされています。古い住宅の屋根瓦は釘で固定されておらず、並べてあるだけの屋根もいまだに存在します。
弊社は独自の施工方法で、低予算かつ今の瓦は替えずに、崩落防止の補強工事を行っています。

棟板金（むねばんきん）とはスレート（コロニアル）屋根の頂点を止めている鉄板のことです。屋根の中でも風の影響を最も受けやすい場所で、台風や突風で釘が浮いたり抜けたりすることもあります。まずは点検を行い、交換の必要があるかどうかを確認することが重要です。

屋根から滑り落ちた雪で、雨といや車などを破損させてしまうことがあります。ご自身の所有物ならまだしも、お隣さんの車に雪が落ちると大変なことになります。
雪が降ることは止められませんが、雪止めで周りへの被害は防ぐことが出来ます。雪止めは雨といの保護にもなりますのでお勧めしています。