離れて暮らす両親
2022/10/16 日曜日
鎌ケ谷市に住むお客様からお電話をいただき『都内に住む両親の屋根を修理したい』というご依頼でした。
なんと親孝行な!
築年数も50年近く、棟部の漆喰(しっくい)も剥がれ落ちていました。(過去にも漆喰塗り替えをしています)
今回は漆喰の塗り替え工場と棟瓦(ムネカワラ)のズレを防止するシーリング工法をご提案させていただきました。
剥がれかけている漆喰は全て剥がします。
しっかり着いている漆喰は無理矢理には剥がしません。無理矢理剥がすと中にある粘土の層が崩れてしまいます。
長方形の細長い瓦がのし瓦と言い、この屋根には3枚積み重ねています。
1番上段は丸瓦を被せてあります。
古くなると棟部の のし瓦がズレてきます。
下の写真はズレたのし瓦を修正してシーリング工法(強力なシリコン樹脂で接着)を施工した様子です。
今回の瓦修理で高齢のご両親さんも、しばらくは安心していられると思います。
ありがとうございました。