高齢者一人暮らし
2021/11/09 火曜日
15年以上前にうちで屋根の葺き替え(取り替え)をさせていただいたお客様から
電話があり、屋根を見て欲しいとのこと。訪問で来た業者に瓦がズレていると指摘されたそうです。
ズレている!いやいや15年前にうちでしっかりと施工したのでそんなはずはない!
という思いで訪問しました。
行ってみると、うちで葺き替えた屋根ではなく、別棟の屋根でした。
確かにズレている。
数枚割れている瓦もありました。
で、どの程度直すのか?
お客様は数年前にご主人様を亡くされていて、ご婦人(80歳)の一人暮らし!
この屋根の建物はほとんど使っていないそうです。
ただ雨漏りや瓦が崩れてきては困るとのこと。
「では必要最低限で直しましょう」
私的に必要最低限のお見積りを作ってみました。額は18万円弱税込みです。
先ずは修理代をお伝えしたらお願いしたいとのこと。
それから1時間後に電話があり、息子にお金が入用になったので
先延ばしにしたいとのこと!
あ~このパターンか!
よくあることなんです。
息子さんや娘さんに屋根の修理を相談すると反対されるパターン!
よくある家族からの意見
「そんな古い家に金を掛けても仕方ないだろ」
「どうせ直したって将来この家には誰も住まないだろ」
等々。
このような親子の会話に何度も同席したことがあります。
上記家族の意見を予想し、考慮して必要最低限のお見積りをご提案しているのですが
、一銭も使わせないケースもあります。
ご高齢のお母さんが一人暮らししているわけですから、
逆に安心して暮らせるようにしてあげてほしい。
なんなら費用も出してあげてください。
なんて思っています。